マダコ
特徴
(写真:2019年6月上旬、三番瀬で採集。全長約20cm。2019年は三番瀬を含む東京湾奥でマダコが大発生し。この日だけで5匹以上のマダコが採集された)
レア度:★★★★★★★★★☆ 軟体動物門 頭足綱 タコ目 マダコ科 学名:Octopus vulgaris 英名:Octopus よく見られる季節:5~7月
最大で全長60cmほどまで大きくなる。私たちがよく食べている「タコ」とは主にこのマダコのこと(最近は「ミズダコ」もよく店頭で見かけるが)。
浦安周辺でマダコを見つけることは稀で、年間で1~5個体ほど発見できる年もあれば全く見つけられない年もあるという感じ。ただ常連釣り人によれば毎年ポツポツと釣れてはいるようだ。
ところが2019年、三番瀬を含む東京湾奥でマダコが大発生し、浦安も30年ぶり?(と言っている老人がいた)のタコフィーバーに沸いた。その年の初夏~秋にかけては、浦安高洲~日の出の海岸に、連日タコ狙いの釣り人ズラっと並び、多い人では1日に30杯ものマダコを釣ったそうだ。
ただ詳しい人にチラッと話を聞いたところ、一般の人は認識していないが、東京湾奥では2019年ほどではないが5年周期?ぐらいでマダコが多くなる年があるとのこと。たしかにこのページを書いている2023年は明らかにいつもよりマダコの発見報告が多い。
タコの体には不思議が多い。まず心臓が3つある。エラに血液を送るための「鰓心臓(えらしんぞう)」が左右のエラに1つずつ、そして全身に血液を送るための心臓が1つだ。
みんなが頭だと思っている丸い部分は胴体で、あの中に内臓などが入っており、その下の目が付いているところが頭。頭から足(腕)が生えているのでタコやイカは「頭足(とうそく)類」というグループに分類されている。
またタコの目の後ろから突き出ている筒状の器官は「漏斗(ろうと)」といい、あそこから墨を吐いたり、海水を勢いよく出すことで泳ぐこともできる。さらに、漏斗の後ろある膜が開いたり閉じたりしている部分を「弁」といい、そこから海水を体内に取り入れている。漏斗(ろうと)は1つで様々な方向に向けることができるが、弁は左右の目の後ろに1つずつあり固定されている。
知っている人も多いと思うが、タコの口は体の裏側の中心、8本の足の付け根にある。口の中にはクチバシの状のキバがあり噛まれると痛い。このキバ周囲の部位を口球といい、それはまた「カラストンビ」という通称で呼ばれることも多い。さらにマダコは牙から毒を注入し獲物を動けなくすることもできるようだ。
マダコのオスメスの見分けだが、これは吸盤を見るとわかりやすい。メスの吸盤は大きさや並びがキレイに揃っているのに対し、オスの吸盤は大きいものや小さいものがあったり、並びが少しいびつだったりする。
またオスの右から3番目の腕の先端には吸盤がなく、これを「交接腕(こうせつわん)」という。この交接腕はメスに精子の入ったカプセルを渡すのに使用される。産卵期は初夏~秋で、地域によって多少異なると考えられている。
食性は肉食性で魚、貝、エビ、ヤドカリ、カニなどを食う。その中でも特にカニを好む印象がある(飼育した分かったが圧倒的に好む)。またとても頭の良い生物としても知られており、「最も知能の高い無脊椎動物」だとか「知能はチンパンジー並み」などと言われることもある。
(2023年9月)
(2024年5月)
同個体。しばらく自宅水槽3号で飼育することにした。今度は体色を灰色っぽく変化させている。よく見ると体色だけでなく、体の表面もブツブツした感じに変化させているのがわかる
採集する
(写真:2019年7月上旬、三番瀬で撮影。エサと水中カメラを海底に仕掛けて放置したところ、マダコの撮影に成功。しかしエサは食べずに去っていった(笑))
マダコは水産上価値の高い生物なので様々な捕獲法が開発されている。また地域によっては一般人がマダコを採捕することが禁じられている場合や、採っていい大きさや量に制限がかかっている場合もあるので注意しよう。
さて、マダコの採集方法だが私がいままで試して成功したのは、「手づかみ」、「タモ網ですくう」、「エギで釣る」の3つだ(あと「銛で突く」ってのもあるけど、これは色々と規制もあるので)。
手づかみとタモ網については説明の必要はないと思う。3つ目の「エギ」だが、『エギ』とは『大辞林第三版』の解説を引用させていただくと、『大型のイカを釣るのに用いる擬餌鉤(ぎじばり)。木片でエビや魚の形を作り、尾の周りに掛け鉤をつけたもの。』…要するにイカ用のルアーである。
タコは海底にいることがほとんどなので、この「エギ」にオモリをつけて海底まで沈めズルズルと引いてくると、それをカニなどの獲物だと思ったタコが襲い掛かかって針にかかるという仕組みだ。
エギを目立たせるために装飾品をつけたり、エギが海底にこすれる音を大きくするためにオモリをたくさんつけたりと、自分だけのエギにカスタムする人も多い。またタコ専用の「タコエギ」という商品も売られている。
ただこの「エギ」を用いた釣り方には大きな欠点がある。それは「根がかり(釣りの仕掛けが岩や障害物に引っかかること)」が非常に多いということだ。
1つ500円や1000円する「エギ」をバンバン根がかりさせたら、それは精神的ダメージの多いことだろう。それを避けるためにみんなが考えたのは安いエギ…そう!!100円ショップエギを使用するということだ!! どうせオモリで沈めてしまうのだから、エギの泳ぎやバランスなどは適当でいい。
そのためタコフィーバーに沸いた2019年は、浦安周辺のダ○ソーから「エギ」の在庫が一瞬にして無くなった。ダ○ソーの仕入れ担当者もさぞや驚いたことだろう。
この他にも、生きたカニやカニのおもちゃを「タコテンヤ」というものに縛り付けて、海底を引きずってくるという釣り方もある。個人的には泳いで手づかみが一番効率が良いかなと思った。
捕獲したマダコは酸欠や温度の上昇に意外と弱いので、網袋に入れて海中にぶら下げておくなどすると良いと思う(その際は、袋の口をしっかり縛っておく。タコはほんのわずかな隙間から逃げ出す)。そして食用に持ち帰るときは、タコの胴をベロっとひっくり返して内臓を取り除いてしまうと、その後の処理が楽(内臓も食べれるらしいが)。
最後に、マダコ採集をしていると巣穴の中で卵を守っているマダコに遭遇することがある。そんなときはマダコを持ち帰りたい欲望をグッと抑え、マダコを見逃してあげよう。
マダコの産卵という行為は一生に一度、最期に命を賭して行われるものなのだ。産み付けられた卵の世話はメス、つまり母ちゃんマダコが行うが、卵が孵るまでの約1ヵ月間、母ちゃんマダコは一切飲まず食わずで卵を世話し、守り通す。飲まず食わずだから、もちろんどんどん痩せて衰弱していくが、警戒は一切緩めない。
そして卵が孵化し、赤ちゃんマダコたちを見送った後、静かにその生涯を終えるのである。
飼育する①(2019年6月~2020年9月)
(写真:市役所水槽で飼育を開始した当初の様子。隔離ケースが小さすぎるため、後でさらに大きな虫かごを準備した)
飼育経験があまりないので、確かなことは言えないが、十分な水量とろ過能力を備えた水槽があればそんなに難しくはないように思う。市役所水槽では2019年6月から飼育を開始し現在11か月目だ(2020年5月現在)。
ただ他の生物の混泳はほぼ不可能で、同居する生物はあっという間に食べ尽されてしまう(唯一食べられなかったのは、「タテジマイソギンチャク」だけ)。
また非常に大食いなことに加え、マダコは吸盤の脱皮を頻繁に行い、その脱皮殻が水槽内に溜まる。つまり水をすごく汚す。自宅などで飼育する場合は、マメに食べかすを掃除したり水換えを行うことで水質を保てるが、毎日世話をすることのできない市役所水槽では、食べカスをなるべく出さないような工夫が必要だった。結果、まずたどり着いたのが「イボニシ」を主食として与えるということだ。
「イボニシ」は肉食性の巻貝で浦安でも簡単に入手でき、特別な世話をしなくても長生きしてくれる。さらにマダコは器用に「イボニシ」の中身だけキレイに食べてくれるので、マダコが入っている隔離水槽に「イボニシ」をたくさんいれておけば、食べカスも出ないし、マダコも自分のペースで食べることができる。ただやはり「イボニシ」よりはカニや、魚の方が喜んで食べるので、ときどきそのようなエサも与えることにしている。
これで長期飼育も安泰かと思われたが、ある問題が発生した。冬になって「イボニシ」があまり採れなくなってしまったのだ。丈夫な貝だから冬場もたくさんいるだろうと楽観していたがそうではなかった。ピンチである。代替案として「マガキ」を試しにあげているが、どうもウチのマダコの力ではカキの貝殻を開けることができないようだ…。新たなエサ探しが必要だ…。
(追記:2020年4月)成長するにつれて、だんだんと「イボニシ」を食べ残すようになってきた。どうやらたまに与えていた生きたカニの味を気に入ってしまい、それ以外のエサが気に入らないようだ。カニを採集しに行く時間がなかなか取れないため、仕方なく剥いた「マガキ」の身を与えていたが、それもあまりお気に召さない様子。「う~ん、いよいよ困ったなぁ」と思っていたところ、浦安市三番瀬環境観察館のスタッフさんが「冬でもカニがめっちゃ釣れるカニスポットがありますよ!!」と素晴らしい情報を教えてくれた。
早速カニ専用ロッドを作り、魚の切り身をエサにしてそのスポットで穴釣りをすると、たしかに釣れる(真冬なのに)!! しかも釣れるのは全て甲羅の幅が3~4cmある大型の「イソガニ」だ。1時間足らずで20~30匹の「イソガニ」を確保することができた。これで1~2ヶ月はもつだろう。…しかし誰もいない真冬の護岸で、見慣れない道具を持ってじっと立ち、何かを狙っているかも知れない私の姿は、きっと奇妙に見えたことだろう。
(追記:2020年8月)2020年6月、めでたくマダコ飼育1年を達成した。しかし新型コロナウイルスの影響で三番瀬の立ち入りが厳重化され、エサのカニを確保しづらくなってしまった。他にもカニを採集できる場所はあるが、三番瀬に比べると効率が悪いし、採れるカニも小さい。さらに採れるタイミングも限られるので、仕方なく雨の日に採集しにいくこともある。雨の中、全身黒いカッパを着てマスクをし、しゃがみこんで何かをほじくり回している私…。完全に不審者だこれ。
(追記:2020年9月14日)このまま順調に「あと2年ぐらいは飼育できるかな」と、エサの「イソガニ」を採集して揚々と市役所水槽に向かったのだが、どうも様子がおかしい。水槽の他の生物にエサを与えるといつも住処から飛び出して暴れまわるのだが、全く動かない。「まさか!!」と思いマダコを触ると…死んでいた。飼育を開始してかた1年と3ヶ月が経った頃だった。突然の別れ過ぎる。
市役所の人に話を聞くと、3日前ぐらいから様子がおかしかったらしい(隔離水槽内を暴れまわっていたらしい)。寿命か、ストレスか、それとも何か他に原因があったのか…。ただ狭い隔離水槽内で人に見られ続ける生活は、マダコにとっては確実にマイナスなのは間違いない。
しかし、マダコ目当てにわざわざ市役所を訪れる人もいるほどの人気生物だった。死体は海の近くで水葬にした。自分は「生物は自然環境にいるのが一番」と考えているので、飼育している生物や釣った魚に「申し訳ない」と思うことはあっても、「ありがとう」と思うことは滅多にない。だが今回はあえて言わせてもらいたい。「今までみんなを楽しませてくれてありがとう」。
飼育する②(2023年6月~2023年6月中旬)
(写真:自宅水槽3号に入れたばかりのマダコ。意外と落ち着ていた。体色が底砂に似た感じに変化している。)
上に書いた初のマダコ飼育から早いもので3年の月日が流れた…。あれから私も色々経験し、気付けば自宅に水槽が3つもあるような状態に(必要に迫られてですよ!)。
自宅外の水槽でのマダコ飼育の大変さと面倒臭さは身に染みている。もうマダコ飼育をすることはないだろうなと思っていたのだが、2023年6月上旬…
「管理人さん!マダコ採れましたよ!!」
との連絡が入る。
正直かなり迷った。またあれを繰り返すのか…。いやでも、今は手伝ってくれる人も増えたし、水槽の設備も向上している。そして何より人々がマダコを待ち望んでいる!!(「マダコ入れてください」的なお手紙が結構来ていた) おっしゃ!!取りあえず引き取って自宅水槽で様子を見よう!!
引き取ったマダコは全長15cmほどの小型個体。今年産まれの0歳児だ。この子を入れる自宅水槽3号は45cmガラス水槽に粗めのサンゴ砂を10cmほど敷き、ろ過は投げ込みフィルターを3つ、水量は25Lほど。…マダコ飼育には十分な設備ではないだろう。厳しそうならすぐに市役所水槽へ持ってく、ということでこの自宅水槽3号での飼育を開始した。
う~ん、意外と飼えるな。
マダコのサイズの小ささのお陰だが、強いストレスを感じたり異常に暴れたりという様子はない。ちなみにこの時水温は25℃。ただやはり隠れ家を強く欲するようで、水槽に入れた当初はサンゴ砂を掘ってその中に隠れたり、水槽内にあるものを片っ端から集めて巣穴を作ろうとしていた。
初めはタコツボ替わりに色々な形の瓶を試してみたが、どれも気に入らないようだ(内部が行き止まり構造だとイヤなのかな?)。なので陶器で出来た専用のタコツボ(スドー タコツボ 小)を入れると、すぐにその中に入った。やはりあの形状がいいんだなぁ。
そしてエサだが、2日ほど絶食させて空腹にさせた後、まずはクリルを与えてみる。食べはするがあまり好きではない様子で、食べ残したり一部を吐き出したりする。次に殻付きの冷凍アサリを与えた。初めは警戒していたものの、予想通りガツガツと食らいついた。うんうん、取りあえずは「アサリ」でいこう。「アサリ」の身なら食べ残しも出にくいし。
ちなみにマダコは生きたカニがめちゃくちゃ好きである。食いつきも他のエサとは段違い。栄養面でも良さげである。しかし、水槽で生きたカニをエサとして与えるには様々なデメリットが存在する。主なものとして、①カニの確保が大変(これは冷凍カニで解決できるかもしれない)、②カニの体の構造上、食べ残しがたくさん出て水が汚れる、③カニの味に慣れるとカニしか食べなくなる、だ。
だから今回の飼育では、下手にカニの味を覚えてカニしか食べなくならないように、カニは一切与えないこととした(マダコには申し訳ないけど)。
ということで、現状エサやりは1日に冷凍アサリを2粒に決定。そのまま特に問題は起こらず、約2週間の自宅水槽3号での飼育が終了した(しかもその間、水換えなしでだった)。
つづく
飼育する③(2023年6月中旬~)
(写真:マダコ用隔離水槽(虫かご)を設置した市役所水槽(120cm水槽)。2度目の飼育なので、現在の私が考え得る万全の体勢で臨んだ)
自宅水槽3号での餌付けを終え、いよいよ市役所水槽でのお披露目である。今回は2度目の飼育展示なので、飼育環境もブラッシュアップさせることに。
まずマダコを入れる隔離ケースは、幅36cm×奥行21cm×高さ×25cmの大き目の虫かごを使用。これに通水を確保するために、側面と底面、蓋の一部に直径5mmほどの穴をたくさん開ける(穴開けはバリが出ないよう電動ドリルで行った)。底面に穴を開けたのは、通水以外にも、エサの食べかすやタコの吸盤の脱皮殻が、虫かごの下に落ちるのを期待してだ。
そしてその中に自宅水槽3号でも使用していたタコツボ(スドー タコツボ 小)を設置。タコツボの中のタコが外から丸見えにならないよう、タコツボの入り口が水槽正面よりやや斜めを向くように紐で固定する。また虫かご内には重石のために大き目の石も入れた。
さらに虫かごの中の水が滞留しないしないよう、虫かご内にエアストーンで強めにエアを送ることにした。
また蓋には5×20mmの長方形のエサ投入口を作成。これで蓋を開け閉めしなくても大抵のエサは与えられる。あとは従来通り、タコが蓋を開けて脱走しないよう、蓋と虫かご本体の4隅を繰り返し使用可能な結束バンドで固定。
水温は23℃で固定。比重1.023。濾過槽内にはプロテインスキマーとオゾンを含んだエアを送っている。ちなみに硝酸塩濃度は超高め。
エサは現在のところ(2023年9月上旬)、アサリのむき身(冷凍)を5粒程度を週に3~4回。週全体で見るとエサは足りないだろうが、それによるストレス行動は出ていないと思う(「自分食い」なども発生していない)。
エサは当初、活きアサリを冷凍してそれを与えようと考えていた。しかし水槽管理を手伝ってくれている大学生の君に「アサリ買ってきて」と頼んだら、間違えてボイルしたむき身アサリを買ってきてしまった(笑)
捨てるのももったいないのでそれを与えてみると、予想以上にちゃんと食べる。しかもむき身だから食べ残しも出ないし、ボイルしているため日持ちもする。嬉しい誤算である。タコも順調に大きくなっているので、エサに関してはこれで良いのだろう。
今のところはすごく順調に飼育できていると感じている。ただやはり飼育ケースの狭さが少し気になるな…。もう一段階大きい虫かごがあるけど、それを入れると水槽の半分ぐらいが埋まってしまうんだよな~。まぁ追々考えることとしよう!
食べる
(写真:2019年7月上旬、三番瀬で採集。全長約30cm(一番大きなもの)。全て手掴みで捕獲。この日は大漁だった。スケールは30cm定規)
捕ってきたマダコは大量の塩で揉んで表面の汚れとヌメリを洗い流す(あまりやり過ぎるとタコがしょっぱくなってしまうので注意)。そのあとたっぷりのお湯に塩を少々入れ、上下に揺らしながら足からゆっくりとお湯に入れて茹でる。茹で時間は3~5分ほどか。
とれたてのマダコは、スーパーで売っているものとは香りも歯ごたえも段違い(人によっては硬いかも)。2019年に捕ったマダコはほとんど茹でてぶつ切りにして食べてしまったが、個人的にはタコ飯が最高だった。タコの出汁はご飯に合う。
タコは表面のヌメリが付いたまま、ジップロックなどに入れて冷凍すると鮮度が長持ちするそうだ。こうすると冷凍すると水で洗い流すだけでヌメリが取れる。ただやはり一度冷凍すると歯ごたえや香りはかなり落ちてしまう。
江戸前のマダコはなかなかの高級食材のようだ。スーパーで値段を見てびっくりした。