毛状の緑藻?

特徴

(写真:2020年9月中旬、河口付近で採集。高さ約4cm、幅約8cm。非常に細い毛のような藻体?が集まってできている。枝や付着器などは見られない。といういかそもそも海藻なのかもわからない)

レア度:? 緑藻植物門? 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。間違っている可能性があります。他の資料を参照してください)

種類不明。2020年9月中旬に河口付近で発見。アオサ類や「タマハキハモク」など浦安の海藻全般が姿を消すこの時期に、写真の海藻?がまるでペンキを塗ったかのように足元の護岸一面を覆っていた。初めはノリか何かと思ったが、この季節にノリというのもちょっとおかしいし、よく見てみるとノリというよりかは毛の塊のようだった。取りあえず自宅に持ち帰り詳しく見てみることに。

屋外では黒っぽく見えたが、室内で白い皿に乗せると色は暗い緑色をしていることがわかった。藻体?を水に浮かべて観察すると、藻体?は髪の毛より細い毛のようなものが密に絡まり合ってできている。その絡まり合いは脆く、手で引っ張るとすぐにちぎれてしまう。枝や付着器らしきものは見られない。

さらに拡大して見てみるが、とにかく藻体?が細く、私の所有するマイクロスコープでは細胞の構造などは分からなかった。

海水水に入れると、藻体?に浮力があるのか写真のように半分浮いたような状態になる。

もし詳しい方がいましたら、情報を頂けると嬉しいです。

 

(追記:2024年6月18日)過去の記録や写真を見返すと、これとよく似た海藻?が別の場所でも9月頃に繁茂している。これも何かのヒントになりそうだが…。

(2020年10月)

(2024年6月)

2020年9月中旬河口付近で撮影。まるでペンキを塗ったかのように護岸上を覆っている。ヌルヌルと滑るので転ばないよう注意が必要だ。ちなみにこの場所は干潮になると完全に水中から露出する
よく見てみると、細い毛のようなものが密集して生えていることがわかる
自宅に持ち帰り観察してみることに。屋外では黒っぽく見えたが、室内で観察すると藻体?は暗い緑色をしていることが分かった。目盛りは0.5mm
藻体?は非常にちぎれやすい。目盛りは0.5mm
拡大して見てみると、非常に細い毛状の藻体?が密に絡み合っているのが見える。目盛は0.5mm
藻体?は髪の毛よりはるかに細い。私の顕微鏡では太さを計測することは不可能だった。目盛は0.5mm