ユウレイボヤの一種②

特徴

(写真:2022年4月上旬、三番瀬の南東やや沖で採集。ホヤ1個体の大きさ約2~3mm。多数の小さなホヤが泥や藻類、コケムシ類?が固まってできた物体に付着していた)

レア度:? 脊索動物門 ホヤ綱 マメボヤ目 ユウレイボヤ科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定にちょっと自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

種類不明。2022年4月上旬に三番瀬の南東の端っこの方でルアー釣りをしていたら、ルアーに引っかかって揚がってきた。

初め見た時はホヤの体がしぼんで干しブドウのような見た目になっていたため(下の写真参照)、何かの卵か!?と勘違いしてしまった。持ち帰り海水に浸けてみると、何やら見たことある姿に。あ、あれだ。ユウレイボヤだ。

体はクッションのような丸みのある形で、その上部には2本の水管がある。体は白色半透明をしており体内には黄色いヒモ状の内蔵?が透けて見える。

これが何かのホヤの成長途中なのか、成体でこの姿なのかは分からない。

海底を狙った釣りをすると、意外な生物が針に引っかかることが多々ある。歩いては行けない少し沖にはきっとまだまだ知らない生き物がたくさんいるのだろうな~。

(2023年8月)

拡大。2本の水管をこちらへ向けている
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横から撮影。体は白色半透明をしており体内には黄色いヒモ状の内蔵?が透けて見える。体内に黄色いものがあるのは納得できるが、ホヤの周囲にも同様の黄色いヒモ状の物体がある。これは何なのだろう?

こちらは水から出した状態。ホヤはしぼんで、干しブドウのような姿になっている。初めこれを見た時は何かの卵かと思った。目盛りは1cm

 

拡大。水に暮らす生物って、水中にいる時と水から出した時で、その姿や色彩、印象が大きく変わる。目盛りは1cm