メバル(の一種)の稚魚・幼魚
特徴(メバル(の一種)の稚魚)
(写真:2020年3月下旬、河口付近で採集。全長約2cm。目の大きさや体型に「メバル」成魚らしさを感じるが、明瞭なシマ模様や体内が透けて見えるなど稚魚独特の特徴を持っている)
レア度:★★★★★★★★☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 メバル科 学名:Sebastes sp. 英名:Japanese rockfish? よく見られる季節:3~6月
2020年3月下旬に河口で採集。毎年この時期になるとこのような「メバル」の稚魚をポツポツ見かける。海藻や海中に沈む障害物の側を網ですくうと捕れることがある。
「メバル」らしい体型と大きな目を持つが、まだ体全体に色素がないため背骨や頭蓋骨が透けて見え、内蔵を覆う銀色の腹膜も見える。また体には細かな黒点が集まってできた、太く明瞭なシマ模様があるのも特徴(魚類学的にはこのシマは「横ジマ」となる)。
「メバル(の一種)」のページで説明したように、近年メバルは「アカメバル」、「シロメバル」、「クロメバル」の3種に分けられたが、この稚魚が何メバルの稚魚なのか分からないので、「メバル(の一種)の稚魚」とした。
(2020年5月)
(2024年6月)
他の生物に攻撃されないよう、隔離ケース(穴を開けたプラスチックのカップ)に入れて一時飼育していた。生きたブラインシュリンプはすぐに食べるようになったが、それ以外のエサは中々食べてくれず、仕方ないのでしばらく経ってから採集した場所へ逃がすことにした
特徴(メバル(の一種)の幼魚)
(写真:2024年4月中旬、河口付近で採集。全長約3cm。このぐらいの大きさになると大分「メバル」成魚らしさを感じる)
レア度:★★★★★★★☆☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 メバル科 学名:Sebastes sp. 英名:Japanese rockfish? よく見られる季節:4~6月
大体毎年4~6月頃になると、三番瀬の浅瀬や河口付近で写真のような全長3~6cm程度のメバルの幼魚をポツポツ見かける。海藻や海中に沈む障害物に身を寄せたたり隠れている場合がほとんどで、それごとタモ網で掬うと採集できる。
大体このぐらいのサイズになってくると各部未発達な部分はあるが、姿は「メバル」成魚にかなり近くなってくる。体色は写真のように灰白色が強いもの、赤褐色っぽいもの、背側の褐色が強いものが採れることが多く、体側にはうっすらとした横ジマ模様や暗褐色の斑模様が見られることもある。
また各ひれが黄色く色づいている個体もよく見かける。これらが何メバルなのかは不明だが、過去に三番瀬周辺で採集したメバルの幼魚3個体を詳しく同定したとこと、全て「シロメバル」であった。
(2024年6月)
