ムギガイの一種?

特徴

(写真:貝殻の長さ約14mm。いつどこで採集したのかは忘れてしまったが、気が付くいたらマーレ水槽にいた。目盛りは1cm)

レア度:? 軟体動物門 腹足綱 吸腔目 フトコロガイ科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。間違っている可能性があります。他の資料も参照してください)

種類不明。いつどこで採集したかは忘れてしまったが、これを書いている1年ほど前に捕まえて(2021年春?)マーレ水槽の隔離水槽に入れておいたら、なんと生存していた。特にこの貝用のエサやりなどは行っていないのだが…。生命力の高いヤツである。

自分で調べてもよくわからなかったので、湾奥の底生動物に詳しい人に助言を求めると、「実物を見ていないので自信はないが、「ムギガイ」の仲間かなぁ?」とのお言葉が。確かに形状は「ムギガイ」によく似ているが、この貝の方がやや細身で尖った形をしている気がする。

貝殻は水から取り出して乾燥させると、灰褐色~黒褐色で、貝殻の半分より先端側は白く汚れたようになっている。しかし、水中に入れて見ると、貝殻全体が肌色に見える(下の写真参照)。

貝殻の頂点は鋭くとがり、貝殻の巻き(蜾層(らそう))は8~9段。全体的な形状は細いドリルといった感じ。

体(足)は肌色で、水管は褐色に色づいている。

動きが活発で、刺激を与えて体を貝殻に引っ込ませさせても、すぐに貝殻から足を伸ばし動き回ろうとする。そのため貝殻の蓋の写真を撮るのに苦労した。

詳しい方がいましたら、情報を頂けると嬉しいです。

(2022年3月)

水中に入れて見ると、貝殻全体が肌色に見える
体(足)は肌色で、水管は褐色に色づいている
貝殻は水から取り出して乾燥させると、灰褐色~黒褐色で、貝殻の半分より先端側は白く汚れたようになっている。目盛りは1cm
貝殻は水から取り出して乾燥させると、灰褐色~黒褐色で、貝殻の半分より先端側は白く汚れたようになっている
貝殻の頂点は鋭くとがり、貝殻の巻き(蜾層(らそう))は8~9段。全体的な形状は細いドリルといった感じ
貝殻の口の形状は「ムギガイ」っぽい? すぐに貝殻から足を伸ばし動き回ろうとする。そのため貝殻の蓋の写真を撮るのに苦労した