フサコケムシの一種①
特徴
(写真:2020年3月中旬に河口付近で採集。高さ約1.5cm。「スナビキモク」(茶色い木の枝のような海藻)の枝に付着していた。目盛りは5mm)
レア度:? 苔虫動物門 裸喉綱 唇口目 Bugulidae科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?
種類不明。どれほどまで大きくなるかはわからない。2020年3月中旬に「スナビキモク」の枝に付着しているのを発見した。全て同じ種類かは分からないが、早春~春にかけて同タイプ・同色のフサコケムシ類をよく発見する。
一見海藻のようだが、この姿は小さな個虫(こちゅう)と呼ばれる動物体が連なって、植物のような群体を形成している。触るとガリガリザラザラしており、脆く折れやすい針金のような感触だ。
「ナギサコケムシ」なんかが近い雰囲気かもしれない。
『コケムシ』とは『日本大百科全書』によると、『水にすむ群体性の付着動物で、多虫類、外肛(がいこう)類など別名もある。
個虫(こちゅう)とよばれる体長1ミリメートル以下の動物体が無性出芽によって数を増やし、被覆状、樹枝状、塊状などさまざまな形の群体をつくる。
群体は石、貝殻、海藻などの表面に固着し、一見、陸生植物のコケに似ているのでこの名があり、苔形(こけがた)動物ともよばれる。』だそうだ。
(2020年3月)