わた状の褐藻?
特徴
(写真:2020年5月上旬撮影。護岸の上にできた潮だまりの中を埋め尽くすように繁茂していた)
レア度:? オクロ植物門 褐藻綱 学名:? 英名:? よく見られる季節:?
(同定に自信がありません。間違っている可能性があります。他の資料を参照してください)
(追記:2020年9月3日)大阪湾で海藻類などを調べている専門家の方から「これは褐藻ではなく、付着性の群体を作る珪藻類の可能性がある」とのコメントを頂いた(ご助言ありがとうございます)。しかし私が所有する顕微鏡では、珪藻と確認できるほどの高倍率に対応していないため、調べることが不可能だった(中国製の7000円のマイクロスコープ)。
種類不明。2020年5月上旬に、河口付近の護岸にできた潮だまり(水深は5cmほどで水も淀んでおりタイドプールと呼べるようなものではないが)の中を埋め尽くすように繁茂していた。記憶が定かではないが同年4月中は見なかった気がするので、気温や水温の急上昇で一気に生長したのだろうか? 隣接して生えているアオサ類を飲み込みそうな勢いだ。
色は黄土色~褐色で、手触りはコシがなくフワフワしており、水から上げるととろろ昆布のようにまとまって手にまとわりつく。また藻体?は非常に脆く、すぐにちぎれてバラバラになってしまう。
拡大して見てみると、わたのように細い糸状の藻体?が大量に絡まってできているのがわかる。1本1本の藻体?は枝分かれしていないように見える。さらに拡大して見ると、球形もしくは角のない四角形の細胞が一列に連なって1本の藻体?を形成している。
またこの海藻由来のものなのか、ただのゴミなのか分からないが、所々に0.3~0.5mmほどの濃い褐色をした物体が藻体?に埋もれるようにして点在している(下の写真参照)。
三番瀬で発見した似たような海藻?に「シオミドロの一種?」があるが、それとも違うようだ。一体何なのだろう?
(2020年5月)
(2024年6月)