キチヌ(キビレ)の稚魚

特徴

(写真:2019年10月上旬、河口付近で採集。全長約1.1cm。採集から数年たって判明したことだが、まさかこれが「キチヌ」の稚魚とは思いもしなかった)

レア度:? 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 タイ科  学名: Acanthopagrus latus 英名:? よく見られる季節:?

(追記:2024年1月28日)この稚魚を採集した日から4年と3ヵ月…とうとうこの稚魚の正体が判明した!! 何と全く予想外だった「キチヌ」の稚魚。「キビレ」と言った方が伝わり易いだろうか。あの「クロダイ」の仲間ので釣魚としても人気の「キビレ」である。

何故正体が判明したのかと言うと、ある稚魚の専門家の方が親切にもメールで教えてくれたのだ。超有名な稚魚図鑑(1冊数万円するような)の執筆者に名を連ねるようなすごい方である。そんな方が私のHPに目を留めて下さり、しかもアドバイスまでしていただけたことに感動感激であった。

いやしかし…私のHPがネットによる海洋生物同定の精度を下げてしまっているのではないかと、ちょっと心配にもなった(生物の同定は信頼性の高い複数のソースを用いて行いましょう)。
 

(以下、本ページ作成時の解説)

種類不明。2019年10月上旬の河口付近で、10匹程度の群れで浅瀬を泳いでいたところを捕獲した。小さい割に動きが俊敏で捕まえるのに苦労した。ちなみにこの稚魚を見たのはこの時が初めてだった。

丸みを帯びた頭部にうっすらとしたピンクの体色、体の後半部にある太く黒い横ジマがヒントになりそうだが…。

詳しい方がいましたら、情報を頂けると嬉しいです。

(2020年3月)

(2024年1月)

丸みをおびた頭部をしている。頭部と体の後半部には小さな黒点が集まってできた太い横シマ模様が見られる