アナゴ科の一種の稚魚①

特徴

(写真:2023年4月下旬、三番瀬で採集。全長約10cm。何の稚魚なのかは不明。仮にこの稚魚が「マアナゴ」だとすると、レプトケファルス終盤~稚アナゴぐらいの成長段階だろうか?)

レア度:★★★★★ 脊索動物門 条鰭綱 ウナギ目 アナゴ科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

2023年4月下旬に三番瀬で行われた干潟観察会で、スタッフの一人が採集。思わず「おおっ!!」と声を出してしまう、美しく神秘的な見た目をしている。やっぱり大人数で採集した方が色々見つかるなぁ(私は単独行動が好き笑)。

顔つき(眼が大きく目立つ、上アゴが下アゴより前に出ている)や、体側に並ぶ黒点などから「「マアナゴ」か何かの稚魚かなぁ?」と思っているが正直自信が無い。

(2023年6月)

眼が大きく目立つ、上アゴが下アゴより前に出ている。この特徴だけフォーカスするとアナゴ類っぽいが…。上アゴの先端が鉤状のようになっているのがちょっと気になる
体側には背骨に沿って黒点が不規則な感覚で並んでいる。内臓、消化管、背骨の下縁が薄いピンクをしている
背びれの始まる位置が「マアナゴ」よりかなり後ろである
体の後半部を拡大
尾部周辺を拡大。ここだけ見るとアナゴ類っぽいが
真上から撮影。内臓、消化管、背骨の下縁が薄いピンクをしているのが透けて見える