クロサギ属の一種①

特徴

(写真:2019年9月下旬三番瀬撮影。全長約5cm。クロサギ属の一種の幼魚の群れと思われる。この写真からではクロサギ属の何という種類かまでは判別できなかった)

レア度:? 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 クロサギ科 学名:? 英名:? よく見られる季節:8~10月

種類不明。2019年9月下旬、三番瀬の浅瀬に水中カメラを仕掛けたところ、その姿を捉えることができた。撮影した当初は「クロサギ」だと思い込んでいたが、その後「クロサギ」非常によく似た「ダイミョウサギ」や「セダカダイミョウサギ」という魚がいることを知り、この画像からではそれらのうちどれなのかが分からなかったため、今回は「クロサギ属の一種①」として紹介することにした。

浦安では毎年8~10月頃にになると三番瀬や河口の浅瀬で、全長4~10cmほどの写真のような魚の小規模な群れをよく見かける。

仮に「クロサギ」だとすると、最大で全長25cmほどになる。今まで何故「クロサギ」という名前なのかがよく分からなかったが、調べてみると、エサ食べるとき口が下方に大きく伸びる姿が、鳥のサギをイメージさせることからサギの名が付いたそうな(その由来が本当に正しいかは不明だが)。

体は全身銀色で、背びれの前部先端が黒くなっているのが水中でもよく目立つ。スーっと泳いではピタッと止まる泳ぎが特徴的。警戒心はなかなか高く、人影が近づくとすぐに逃げる。

 

(追記:2024年2月23日)2022年10月上旬に三番瀬で全長約9cmほどの「クロサギ」を採集することができた。相変わらず本ページの魚種については不明だが、「クロサギ」の可能性が高いのではないだろうか。

(2020年5月)

(2024年2月)