特徴

（写真：2019年6月採集。約1mm（甲羅の幅）。非常に小さいが、しっかりとカニの形をしている）

レア度：？　節足動物門 軟甲綱 十脚目　学名：？​　英名：？　よく見られる季節：？

種類不明。青潮が発生した2019年6月のある日の夜、河口近くの海底をプランクトンネットで引いたら偶然捕れた。甲羅の幅が約1mmと極小サイズだが、しっかりとカニの形をしている。お尻の部分に丸い出っ張りがある。

カニの子供と書いたが、成長段階的には「メガロパ幼生」～稚ガニの間ぐらいだろうか？（詳しくないないのでハッキリとしたことは言えないが）

カニ類は卵から生まれた時からカニの姿をしているわけではない。卵から生まれたばかりの幼生は「ゾエア幼生（姿かたちはこちらを参照）」と呼ばれ、プランクトン生活を送る。それから数回の脱皮をして「メガロパ幼生」になり、そしてその後ようやく稚ガニとなって完全な底生生活に移る。

（2020年4月）