オオシイノミガイ科の一種①

特徴

(写真:2022年9月中旬に三番瀬で採集。貝殻の長さ約10mm、幅約5mm。生きた状態で撮影。初めは「ムラクモキジビキガイ」かと思ったが…)

レア度:? 軟体動物門 腹足綱 汎有肺目 オオシイノミガイ科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。他の資料を参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

2022年9月中旬に三番瀬で採集。私が採集したのではないので採集時の詳しい様子は分からないが、採集した方は三番瀬の少し沖の方で、海底の砂の中の生物を調査していたようだ。

この貝を見せてもらった瞬間私は「お!また「ムラクモキジビキガイ」採れたんですか~」と声を上げた(当時「ムラクモキジビキガイ」という単語を発したかったのだ笑)。

しかしその方は「いや、これはムラクモではない可能性がありますね」とのお言葉。たしかにそう言われてよく見て見ると「ムラクモキジビキガイ」より貝殻が少しふっくらとしていて、模様の様子や濃淡が違うことに気が付いた。

ただその後この貝についてはあまり深く掘り下げて会話をしなかったので、私には正体は分からず仕舞いとなってしまっている。

貝類は深すぎるんだよな。

(2024年6月)

同個体の殻口とは反対側を撮影。たしかに「ムラクモキジビキガイ」に比べて貝殻がふっくらしているし、白い横スジなどの模様が明瞭でない
殻頂方向から撮影。この方向から見える部分は灰褐色で黒い縦ジマ模様が見られる
殻口部に注目してみる。軟体部(足)は黒い。またよく見ると殻口の下部に小さな白い突起が見える