スギノリ科の一種①

特徴

(写真:2021年4月上旬採集。高さ約15cm)

レア度:? 紅藻植物門 真正紅藻綱 スギノリ目 スギノリ科 学名:?  英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

2021年4月上旬に河口で泳いでいたら発見した(水温は13℃ぐらいだっただろうか。とにかく寒くて死にそうだった)。種類不明なのでどのくらい大きくなるのかは分からないが、水中で発見した時は25㎤ぐらいの大きさ(下の写真参照)。寒くてきちんと周囲を観察する余裕がないので、きちんとしたことは言えないが、その時見た限りでは、同様の海藻はこの1株のみだった。

見た目の雰囲気や藻体の特徴からスギノリ科の「スギノリ」かな~と思っているが、確証はない。

藻体は暗い紅色で、太さは0.5㎜から最も太いところで1㎜ほど。藻体はやや平たく、先端へ行くほどより平たくなるが、枝の中には円柱状に近いものもある。付着器は直径~5㎜程度の低い円錐形?で、付着器から太い枝(幹のような)がわずかに立ち上がった後、各枝が前後左右に分かれ、そこからさらに枝は分岐し、樹木のような雰囲気となっている。

付着器近くから分岐した1本の枝をよく見てみると、枝は緩やかにカーブしながら分岐を繰り返し、さらに分岐した枝の表面には(成長途中なのかそういうものなのかは分からないが)針状の長さ1~3㎜ほどの小さな枝が伸びている(枝枝言い過ぎて、自分でもよくわからなくなってきた)。

藻体には適度な弾力があり、水中から出しても、直立するとまではいかないが、ある程度こんもりとした状態を保っている。

また採集した際には、藻体に多数の「トゲワレカラ」が付着していた。

(2021年5月)

真上から撮影。付着器から各枝が前後左右に分かれ、そこからさらに枝は分岐し、樹木のような雰囲気となっている
水中で発見したときの様子。サイズはだいたい25㎤ぐらい
水中で発見したものを全部持ち帰るのは大きすぎたので、一部を持ち帰った。藻体には適度な弾力があり、水中から出しても、直立するとまではいかないが、ある程度こんもりとした状態を保っている
付着器は直径~5㎜程度の低い円錐形?で、付着器から太い枝(幹のような)がわずかに立ち上がった後、各枝が前後左右に分かれる
一部をカットしよく見てみる。枝は緩やかにカーブしながら分岐を繰り返す
藻体はやや平たく、先端へ行くほどより平たくなるが、枝の中には円柱状に近いものもある。分岐した枝の表面には(成長途中なのかそういうものなのかは分からないが)針状の長さ1~3㎜ほどの小さな枝が伸びている

飼育する

(写真:採集してすぐに自宅水槽に入れてみた。よくみると「トゲワレカラ」が付着しているのがわかる)

紅藻類は丈夫なものが多いし、水中に硝酸塩を少しでも減らしてくれればという狙いで、自宅水槽に入れてみた。

「ウチの水槽は全然海藻に適した環境じゃないし、しばらくしたら枯れるかな」と思っていたのだが、2021年3月上旬に水槽入れ、これを書いている5月中旬になってもピンピンしている。むしろ少し成長したかもしれない。これは完全に誤算で、素晴らしいタフさに感激である。

ちなみにウチの水槽は30㎝キューブ、水量約21L、硝酸塩かなり高め、添加物などは特になし、ライトはテトラのミニライト1個である。採集した時の海の水温が13℃ほどで、現在(5月中旬)は23℃だが、今のところ枯れたりする様子はない。やっぱり実際飼ってみないとわからないな~。

ただこれから本格的に水温が上がる時期に突入するので、夏枯れが心配だが、様子を見守っていこうと思う。もしまた採集できたら今度は「三番瀬水槽」にも入れてみたい。