シオミドロの一種?

特徴

(写真:2020年3月中旬採集。高さ約10cm。藻体は毛のように非常に細く、水から出すととろろ昆布のようにまとまる)

レア度:? 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

(追記:2020年9月3日)大阪湾で海藻類などを調べている専門家の方から「これは褐藻ではなく、付着性の群体を作る珪藻類の可能性がある」とのコメントを頂いた(ご助言ありがとうございます)。しかし私が所有する顕微鏡では、珪藻と確認できるほどの高倍率に対応していないため、調べることが不可能だった(中国製の8000円のマイクロスコープです)。顕微鏡、地味に高いんだよな。

2020年3月中旬の三番瀬の波打ち際の水中を漂っていたのを採集。この近くに生えていたものなのか、遠くから流されて来たものなのかは分からない。またこの海藻にはドロクダムシ類タナイス類がたくさんくっついていた。

色は黄土色をしており、藻体?は非常に細い毛状で水から取り出すととろろ昆布のようにまとまる。藻体?は枝分かれを繰り返しており、枝を拡大してみると、四角~長方形の細胞が連なって枝を形成しているのがわかる(下の写真参照)。

(2020年9月)

とろろ昆布のような見た目だ。毛の束のようにも見える。目盛りは1cm
拡大してみる。藻体?は非常に細く、太さを計測できなかった。目盛は0.5mm
よ~く見ると四角い細胞が連なって1本の藻体?を形成している
先端部。樹木のように枝分かれし、枝の先端はとがっている。また先端部の細胞は長方形のものが多いように見える