メジナの稚魚・幼魚

特徴(メジナの稚魚)

(写真:2019年5月中旬採集。全長約1.5cm。まだ体全体に色素が沈着しておらず、背骨や頭蓋骨が透けて見える。目盛りは1cm)

レア度:★★★☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 メジナ科 メジナ属 学名:Girella punctata 英名:Largescale blackfish よく見られる季節:5~6月

(同定にちょっと自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

「メジナ」の稚魚と思われる。浦安では5月頃になると写真のような「メジナ」の稚魚をポツポツみかける。

体は薄く緑灰色がかった半透明で背骨が透けて見える(よく見ると頭蓋骨まで透けている)。エラから内臓は銀色の膜に覆われている。また頭部先端や胸びれの付け根がオレンジに色づいている。

(2020年3月)

写真のコントラストを上げて拡大してみた

特徴(メジナの幼魚)

(写真:2017年6月上旬採集。全長約3cm)

レア度:★★★☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 メジナ科 メジナ属 学名:Girella punctata 英名:Largescale blackfish よく見られる季節:6月

このくらいのサイズになると姿もだいぶ「メジナ」の成魚っぽくなってくる。

背側は藍色で腹側は銀色になっている。またよく見ると、体の中心がおぼろげにゴールドに色づいているのががわかる。

浦安ではこのような「メジナ」の幼魚を、毎年6月頃になるとよく見かけるようになる。上の紹介したような稚魚に比べて泳ぎも速く、警戒心も高いので捕まえるのには中々苦労する。海藻の中などに隠れている場合もあるので、海藻ごと網ですくってみると捕れることもある。

よく見ると、体の中心がおぼろげにゴールドに色づいているのががわかる