ドロメの稚魚?

特徴

(写真:2020年4月中旬採集。全長約1.9cm。「ドロメ」の稚魚と思っているが自信がない。目盛りは1cm)

レア度:★★★☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 ハゼ科 アゴハゼ属 学名:Chasmichthys gulosus 英名:Gluttonous goby よく見られる季節:3月~初夏?

(同定に自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

2020年4月中旬採集。浦安では春になると、このような「アゴハゼ」「ドロメ」などの稚魚・幼魚が数匹~数十匹の群れになって水面近くを泳いでいるのをしばしば目する。「ドロメ」は成魚になると海底付近であまり動かない生活スタイルをとるが、仔魚(しぎょ。生まれたばかりの魚)~全長3cmぐらいの幼魚までの期間は水中を群れで泳いで生活する(このように多くの魚で成長段階により生活スタイルが変わる)。

「ドロメ」の稚魚は「アゴハゼ」の稚魚と非常によく似るが、尾びれの付け根にある大きな黒点の回りが黄色くなっていることから(「アゴハゼ」の幼魚は黒点の周りが黄色くならない)、「ドロメ」の稚魚と判定した。

(2020年3月)

体の前半部。目盛りは1cm
体の後半部。この個体は尾びれの付け根にある大きな黒点の回りが黄色くなっていることから(「アゴハゼ」の幼魚は黒点の周りが黄色くならない)、「ドロメ」の稚魚と判定した。目盛りは1cm