ウロコムシの一種②
特徴
(写真:2019年4月下旬、三番瀬で採集。全長約4mm。三番瀬の海底の砂の中から発見した。このウロコムシは片側のウロコがはがれてしまっている)
レア度:? 環形動物門 多毛綱 サシバゴカイ目 ウロコムシ亜科 学名:? 英名:? よく見られる季節:?
種類不明。2019年4月に三番瀬の海底の砂(貝殻のかけらが混じっている)の中から発見した。
『ウロコムシ』とは『ブリカニタ国際百科事典』によると『環形動物門 多毛綱 遊在目 ウロコムシ科に属する動物の総称。
体長3~5cm。体は背腹に扁平で、背面の両側には鱗が対をなして (12、15、18、40~50対など) 並んでいる。鱗の表面は、平滑なもの、いろいろな形の突起物をもったものなどさまざまである。
だいたい潮間帯の石の下などにすんでいるが、ヒトデ類やウミユリ類の体の表面について共生するものや、フサゴカイ (多毛類) の管の中で共生するものもある。日本に45種がすんでいる。』とのこと。
また現在(2023年)ではウロコムシたちは「サシバゴカイ目 ウロコムシ亜科」の下の6つの科に分かれている。このページの個体がどの科に属するかは私には分からないため、何科なのかは表記していない。
背中にウロコを持ったゴカイの仲間(ゴカイ類より体は短いことが多い)という感じだろうか? 背中側から見るとゴカイぽっくないが、腹側を見るとゴカイ類のような見た目をしている。
写真のウロコムシは、褐色半透明で円形のウロコを7~8対前後持ち、頭部には太い触手?が4本ありその先端が黒くなっている。またウロコはとても剝がれやすい。
(2023年9月)