マダラウロコムシ

特徴

(写真:2019年3月下旬採集。全長約20mm。三番瀬の海底の砂の中から発見した)

レア度:★★★☆☆ 環形動物門 多毛綱 サシバゴカイ目 ウロコムシ科 学名:Harmothoe imbricata 英名:? よく見られる季節:?

(同定にちょっと自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

【この生物の解説動画はこちらから】

※以下、本種を「マダラウロコムシ」と仮定した場合の解説です。

2019年3月下旬に三番瀬の海底の砂(貝殻のかけらが混じっている)の中から発見した。三番瀬では比較的よく目にするウロコムシで、春に海底の砂を網で1回すくうと1匹は捕れる、というぐらいよく見る。

マダラウロコムシは15対のウロコを持ち、ウロコは汚れた薄緑色で黒い模様が入っている。しかし、写真のウロコムシのウロコは15対よりちょっと少ない気がする。もしかしたら今回採集した個体はマダラウロコムシの近縁種かもしれない。

ウロコムシとは『ブリカニタ国際百科事典』によると『環形動物門 多毛綱 遊在目 ウロコムシ科に属する動物の総称。体長3~5cm。体は背腹に扁平で、背面の両側には鱗が対をなして (12、15、18、40~50対など) 並んでいる。鱗の表面は、平滑なもの、いろいろな形の突起物をもったものなどさまざまである。だいたい潮間帯の石の下などにすんでいるが、ヒトデ類やウミユリ類の体の表面について共生するものや、フサゴカイ (多毛類) の管の中で共生するものもある。日本に45種がすんでいる。』らしい。

つまり簡単に言うと背中にウロコを持ったゴカイの仲間(ゴカイ類より体は短いことが多い)ということだ。背中側から見るとゴカイ類ぽっくないが、腹側をはゴカイのような見た目をしている。

(2020年2月)

遠くから見るとこんな感じ。地面をはうように素早く動く
2019年4月下旬に同じ場所で採集した別個体
体の裏側から撮影。頭部には大きな触覚?が2本。その根元に小さな触覚?も見える。またよく見ると体の周囲には、先端付近に黒い模様の入った触覚?が、片側15~17本ほど生えている。このようにウロコムシを腹側からみると、ゴカイ類の仲間ということがよくわかる。