ヒモムシの一種⑦
特徴
(写真:2025年8月下旬、三番瀬で採集(採集したのは私ではない)。長さ約7cm。写真下が体の前方となる。何かに似ているんだよなぁ…)
レア度:? 紐形動物門 学名:? 英名:? よく見られる季節:?
種類不明。どのくらい体が伸び縮みするかも不明。写真の個体は2025年8月下旬に他の方が採集したものだ。
私が今まで浦安で発見してきたヒモムシたちは、糸のように細長く、非常によく伸び縮みをする体を持ったものがほとんどだったが、今回のはそれら比べるとかなり異質な見た目をしている。
体は全体が黄土色で、体表をよく見ると隆起した?縦スジが多数走っているのが分かる。何だろう…ニット素材のレッグウォーマーかタイツっぽいなと思った。
また体型だが、体の断面形状は台形~長方形の角を取り、平たく押しつぶしたような形をしている。また体の前端から70%ぐらい後方へ行ったところで、急激にくびれて細くなり、その後ろはねじれた筒のような感じ。
言葉で説明するのは難しい…下の写真を参照してください。
このヒモムシを撮影した帰路、丁度昼時だったのでショッピングモールのフードコートに立ち寄った。麺類が食べたかったので魚介系のつけ麺を注文。
呼び出しベルが鳴ったのでつけ麺屋カウンターへつけ麺を取りに行く。店員にベルを渡し、箸とレンゲをさっとトレーに乗せ、すぐさまトレーを左方向にスライド。そして一切の躊躇なく、ゆず粉と一味を麺にかける。その動きまさに「常連水の如し」。実際来るのは3回目なのだが。
コート内のお一人様用席の端に腰を下ろす。ここが一番落ち着くのだ。麺とつけ汁の位置関係を調整し、「よし食べるぞ!!」とその瞬間視界にあるものが飛び込んで来た!!
「これまんまアレやんけ…!!!!」
私の眼は、麺に添えられた”やや太めのメンマ”に釘付けとなっていた。
すぐさまスマホを手に取り、先ほどのヒモムシを採集した人物にラインを送る。メンマの写真を添えて…
「ヒモムシを見つけました!!このヒモムシは硬めに固定したほうが切片作りやすそうです!!」
そして返って来たのは…
『ふっふっふっ、ヒモムシに四角い断面は無いのですよ。これなら切片楽そうですね笑』
こんなくだらないことに付き合ってくれる懐の深さとウィットさに、私の頬も思わず緩む。うん、これでいいのだ。
そして、つけ麺のメンマがヒモムシに酷似していようが、全く気にせず食える自身を少し誇らしく思いながらフードコートを後にした。
(2026年3月)
