毛状の緑藻?

特徴

(写真:2020年9月中旬採集。高さ約4cm、幅約8cm。非常に細い毛のような藻体?が集まってできている。枝や付着器などは見られない。といういかそもそも海藻(緑藻類)なのかもわからない)

レア度:★☆☆☆☆ 緑藻植物門? 学名:? 英名:? よく見られる季節:?

(同定に自信がありません。他の資料も参照して下さい。間違っていたら、教えていただけると嬉しいです)

種類不明。2020年9月中旬に河口で発見。アオサ類や「スナビキモク」など浦安の海藻全般が姿を消す時期に、この海藻?が足元の護岸上を、まるでペンキを塗ったかのように一面覆っていた。初めはノリか何かと思ったが、この季節にノリというのもちょっとおかしいし、よく見てみるとノリというよりかは毛の塊のようだった。一応自宅に持ち帰り詳しく見てみることに。

屋外では黒っぽく見えたが、室内で白い皿に乗せると色は暗い緑をしていることがわかった。藻体?を水に浮かべて観察すると、藻体?は髪の毛より細い毛のようなものが密に絡まり合ってできている。その絡まり合いは脆く、手で引っ張るとすぐにちぎれてしまう。枝や付着器らしきものは見られない。

さらに拡大して見てみるが、とにかく藻体?が細く、私の所有する顕微鏡では細胞の構造などは分からなかった。

海水水に入れると、藻体?に浮力があるのか、写真のように半分浮いたような状態になる。

もし詳しい方がいましたら、情報を頂けると嬉しいです。

(2020年10月)

2020年9月中旬撮影。まるでペンキを塗ったかのように護岸上を覆っている。ヌルヌルと滑るので転ばないよう注意が必要だ
よく見てみると、細い毛のようなものが密集して生えていることがわかる
屋外では黒っぽく見えたが、室内で観察すると、藻体?は暗い緑色をしていることが分かった
藻体?は非常にちぎれやすい。目盛りは0.5mm
拡大して見てみると、非常に細い毛状の藻体?が密に絡み合っているのが見える。目盛は0.5mm
藻体?は髪の毛よりはるかに細い。私の顕微鏡では太さを計測することは不可能だった。目盛は0.5mm