クロサギ属の一種の稚魚①

特徴

(写真:2019年8月中旬採集。全長1.2cm。背びれ先端が黒く染まっている。目盛りは5mm)

レア度:★★★☆☆ 脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 クロサギ科 クロサギ属 学名:? 英名:? よく見られる季節:夏

(同定にちょっと自信がありません。他の資料も参照してください。間違っていたら教えていただけると嬉しいです)

2019年8月中旬に三番瀬で採集。初めは「クロサギ」の稚魚かと思っていたが、クロサギ属の魚は姿が似ているものが多く、稚魚になるとその判別はさらに難しくなるそうなので、「クロサギ属の一種の稚魚①」として紹介することにした。

クロサギ属の魚の成魚は全身が銀色のものが多いが、写真の稚魚の体は少し褐色がかった半透明で、背骨や内蔵が透けている。ただ背びれ先端が黒く染まるという、クロサギ類の特徴は備えている。

2019年の夏はこのようなクロサギ属の魚の稚魚の群れ(数匹~20匹ほど)をとてもよく目にした。またこの年は全長5cmほどの「クロサギ属の一種①」も比較的よく目にしたので、その稚魚ではないかと推測している。

(2020年5月)

拡大して見てみる。目盛は0.5mm